Yankeesのルーツを探れ!「打撃王」

 今大リーグではIchiroが熱い話題になっていますね。私は野球のことはさっぱりわからないのですが、古き良き映画作品を観ていると、野球に触れる機会も結構あるものですよ!

 以前ブログで紹介した野球映画「春の珍事」、こちらは完全にフィクションのお話でした。今回ご紹介する私の大好きな作品「打撃王」(1942米)、原題を「The Pride of The Yankees」は37歳の若さで不治の病(筋萎縮性側索硬化症)により他界した、”鉄人”ルー・ゲーリッグ(1903-1941)の少年時代から引退式までを描いた伝記映画なのです。

a0002405_1324467.jpg 主人公ルーを演じるのは、ゲイリー・クーパー。彼の”ルー”を観てから本人のゲーリッグを知り、あまりに雰囲気がそっくりなのには本当に驚いたわ。おおよそ、クーパーの長身でぎこちない体つきからは、スポーツとは縁がなさそうにみえたけれど、なかなかどうして…良いではないですか!スイングのシーンではゲーリッグの左打ちと逆のクーパーは、ユニフォームの背番号を反転させて付け、撮影を行ったといいますね。
 そして、この作品には夫婦愛も描かれ、妻エレナーを演じるのが大好きなテレサ・ライト。彼女のイメージ通りの献身的な妻役は、私の一番のお気に入りでもあるの。
 その他、ウォルター・ブレナン(クーパーとの共演作多し)や、実在の一流プレイヤー、そしてあの”偉大なるホームラン王”のベーブ・ルース(1995-1948)が本人の役として出演していますね。この頃は既に引退していたと言うのがうその様に、現役時代を知らない私達にも感動を与えてくれる嬉しい映画出演でもありました!
 
a0002405_1331750.jpg 大リーグの裏側も観る事のできるこの作品、何故今Ichiroが大リーグ伝説に名を連ねようとしているのか紐解けるかもしれませんね。日本に沢村栄治投手(1917-1944)がいて、ゲーリッグ、ベーブと1934年日本でプレーした伝説と並ぶ時が来たのでしょうか…。

 ベースボール・プレイヤーとなり、皆に愛され尊敬されたゲーリッグの生涯を描いたこの作品を、いつも溢れる涙を堪えながら観てしまう私なの。”ゲーリッグ病”とも言われる彼と同じ病で亡くなる方は今でも沢山います。そして引退後亡くなるまで、囚人のカウンセラー的相談役としてその体が動かなくなるまで、彼は闘い続けたといいます。ひとりの人間としても学ぶ事の多い素晴らしい方でもありましたね。”古き良きYankees”をどうぞ覗いてみて下さい。
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by suama | 2004-09-08 01:32 | クラシックムービー