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お茶の間騒然 「逃亡者」

a0002405_11717.jpg 「逃亡者」 (The Fugitive) 1963-67年アメリカで大ヒットしたTVシリーズ。

 ”リチャード・キンブル、職業医師、目的地、州刑務所の死刑執行室”
日本では矢島正明氏のナレーションからスタートするオープニング。
(ストーリーは1993年同名映画と導入部がほぼ同じなので省略します。)

このドラマを観るきっかけは、ちょうど”古き良きアメリカ”に魅了され始めた頃、叔母から学生時代に夢中になって観ていたという話をきいていたので、興味があったの。

 ”町から町へ彼は動き続ける。早すぎても遅すぎてもいけない。どこかに怪しいものはいないか。手配がまわっていないだろうか。ここがあるいは旅の終わりになるのではないか。”
主人公リチャード・キンブルを演じたデヴィッド・ジャンセンは身も心も彼になりきっていたわね、吹替えの睦五郎さんも良かったわ。
彼を執拗に追いかけるジェラード警部にバリー・モース。毎回リチャードが逃亡の地としてたどり着く町には様々な人々との関わりがあり、ゲスト・スター達も見所のひとつ。ジェラード警部のひとり息子にあのカート・ラッセルが数回登場していたのも印象的だったわ!

 全120回の放送で最終回は2夜に渡り、しかも日米同日の最終回(1967.9.2)放送で視聴率も当時ものすごかったと聞きます。きっとこの頃はお茶の間が”キンブルの無実と真犯人片腕の男との行方”を見守っていたのでしょうね、ほほえましい時代ですね。

 もう一度あのキンブルに会いたいわ!今の時代でも十分楽しめるそんな質の良い”古き良き”アメリカンTVドラマです。
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by suama | 2004-05-27 01:18 | アメリカンTV

「デッド・ゾーン」空白の5年間

a0002405_14451.jpg 初めて「デッド・ゾーン」(1983カナダ)を観たのは17~8年前、何気なく観たTV放送だったと思うの。

 主人公の高校教師のジョニー(クリストファー・ウォーケン)は交通事故で昏睡状態にあった。、奇跡的に空白の5年の眠りから覚めたときには、彼の全ては変わっていた。恋人はジョニーと別の男性と結婚し、そして彼自身に不思議な能力が宿っていたのであった。

 冬のカナダを舞台に 「白い家の少女」のように寒々とした映像が印象の作品。ジョニーは、手を握っただけでその相手の未来を予知してしまうという能力で、見えるものはすべて相手の不幸や本人に伝えられないものばかり。自分にしか見えないその世界に悲しみと苦悩を抱いて生きているの。透視や霊視など特殊能力のある人をもてはやしたりしている番組があるけれど、その世界を見てしまった人の気持ちはきっと複雑だったのかなと考えるようになったわ。この作品で描かれるジョニーの未来の透視シーンは観ていて悲しくなるほど辛いものが私にはあったからそう思うようになったのね。

 主人公ジョニーの頬の冷たさが伝わってくるような…そんな彼を演じたクリストファー・ウォーケンに一目で魅了されてしまったの。彼は独特の顔つきからどちらかというと悪役を演ずる方が合っているようにも思えるけれど、影のある苦悩する繊細な彼も抱きしめて守ってあげたくなるほど素敵だわ。(でもTVシリーズ「潮風のサラ」の農夫役が一番好きかもしれないわ!)

 その他の出演は、上院議員にマーティン・シーン、警察官にトム・スケリット、ジョニーの恋人にブルック・アダムス(俳優トニー・シャルーブ夫人)。あと、トム・スケリットの同僚警察官の母親役(ちょっとだけ出演)にコリーン・デューハースト。彼女はあのジョージ・C・スコットの奥さんだった人。私の印象は「赤毛のアン」のマリラ役だったのであまりにも違う役どころに衝撃を覚えたわ。
スティーブン・キングの同名原作で、監督はデヴィッド・クローネンバーグ。

 サイキック・サスペンスの作品だけれど、きっと心をうたれる作品になると思うの。この出演者にこのストーリー、ジョニーの切ない瞳と彼の秘められたパワーの結末をどうぞ堪能して下さいね!

 もしあの時事故にあわなければ・・・
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by suama | 2004-05-26 01:46 | '80s ムービー

ハンナ&バーベラの古き良きアニメ

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 小学生の夏休み、TV東京の「まんがキッドボックス」というアメリカのアニメを集めた番組を夢中になって観ていました。

 3年程前、友人のCちゃんがケーブルTVで「まんがキッドボックス」の中で放送していたいくつかの番組をVIDEOにして私にプレゼントしてくれたの。
その中には「大魔王シャザーン」や「怪獣王ターガン」などが録画されていて、子供の頃は邦題もわからずこれらの作品を”出て来いシャザーン”や”ヒューヒュー・ポーポー”と呼んでいたわね。

 最近我が家にもケーブルTVが入り、”カトゥーンネットワーク”のチャンネルで「まんがキッドボックス」のアニメは”ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラ”というアニメーターの作品ばかりを集めていたことがわかったの。

 一番有名なのは「トムとジェリー」や「チキチキマシーン猛レース」かしら。他にも私の思い出にあるのは、”マジックベルト、マジックベルト締めてたつ~”の「シンドバッドの冒険」、”ラムジー、ラムジー、かわいこちゃん”の「ラムジー」、”ラリホー、ラリホー、ラリルレロ”の「スーパースリー」など。

 でも、どうしてもタイトルがわからずキャラクターの映像の記憶だけでネットで検索して見つかったのが「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」。今観ると何だ~?って思ってしまうタイトルでしょ、でもこのヒョウ柄の衣装に猫耳をつけていたバンドのお姉ちゃんたちが小学生の私にはものすごく可愛く映ったのね!

 どうも、この「まんがキッドボックス」と言う番組の話題は関東の人しか通じないようなの。関西出身の友人にはさっぱりわからないようだったわ。でも、私と同じ時期にこの番組を観て楽しんだ子供時代の記憶を持つ方は沢山いらっしゃると思うの!まだまだ記憶の奥深くに眠っている彼らの作品があるかもしれないわね。

☆肩より短めのおかっぱ頭にリボンをつけた女の子(名前はサブリナ?定かでない)の彼らの作品をご存知の方はいらっしゃるかしら?何ともあやふやな記憶なのですが・・・☆
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by suama | 2004-05-21 00:54 | アメリカンTV

健康美のイングリッドとやつれ気味ペックさん

a0002405_2043.jpg 前回の「白い恐怖」のキャストの紹介です。

 主演は大スターのイングリッド・バーグマンとグレゴリー・ペック。二人ともまだ30歳そこそこの若さでの出演で、つやつやとした肌の美しさが際立つイングリッドと、頬の辺りがこけているちょっと若造!(こんな表現でごめんなさいね、ペックさん)のペックさんが何とも魅力的でした。ペックさんの役どころがちょっと特殊だったので仕方ないけれど、何度となく放心状態になった顔を観る度に友人のK子ちゃんが笑ってしまったことを思い出したことか・・・。

 脇を固める俳優人もまた個性的!マーチンソン博士にレオ・G・キャロル。ヒッチコックのお気に入りの俳優さんでいつでも彼の姿をヒッチの映画で観る事が出来るけれど、この様な役どころは初めてだと思うわ。

 精神科病院の患者にこの作品がデビューとなったロンダ・フレミング。そしてもうひとりの患者のガームズ氏にノーマン・ロイド、彼は前にもブログに書いた「逃走迷路」にも出演していましたね。そしてものすごく脇役なのだけれど、イングリッドがペックさんを探しに来るホテルのロビーで彼女にまとわり付いてくる”変なおじさん”は、「疑惑の影」でジョセフ・コットンを追っている刑事のひとりの方だったわね、名前は今は確認していないけれど。

 そして、ペックさんの夢のシーンの美術を担当したサルバドール・ダリの場面も楽しんでいただけるとうれしいわ。私は彼の象徴”目”の作品が気に入って同じデザインのダリのブルーの目の腕時計を買ったくらいよ!

 この映画は俳優の美しさ、素晴らしさはもとより、精神世界から、スリルある展開まで様々な要素が楽しめると思いますね。それにしても、私はあんな山の天辺からスキーの直滑降で滑ってこられる勇気も度胸も持っていないわ~。

 この映画のイングリッドのように均整の取れた体の線と、ヒールを履く時の何気ない姿が永遠の憧れなの。
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by suama | 2004-05-19 02:01 | クラシックムービー

怖さも芸術 「白い恐怖」

a0002405_12716.jpg 邦題に「白い」がつく私のお気に入り最終回!

 この「白い恐怖」(1945米)は17,8年ほど前、同じヒッチコック作品の「汚名」と同時上映で観ました。(すごく豪華!!)

 ”緑の荘園”と呼ばれる精神科病院のマーチンソン博士(レオ・G・キャロル)は20年勤めた院長の座を新院長のエドワーズ博士(グレゴリー・ペック)にゆずり、病院を去ることになった。病院の紅一点、精神医学に没頭する女医コンスタンス(イングリッド・バーグマン)は精神医学界において高名なエドワーズ博士に心を動かされ、またエドワーズ博士も彼女へ好意を抱く。しかしエドワーズ博士の度重なる奇妙な行動にコンスタンスは疑問を抱き始めるのだが・・・。

 モノクロ作品ながらイングリッドとペックさんの美しさに本当にうっとり、特にペックさんが包み込むようにイングリッドを抱きしめるシーンはため息ものだったわ。でも、ペックさん演じるエドワーズ博士は謎の多い役どころですぐに気を失ったり、恐怖におびえるような顔のアップが多いの。一緒に観に行ったk子ちゃんはシリアスな場面なのにそのペックさんのシーンになると笑いがこみ上げてきていたみたいだったわ!(ペックさんがあまりに”なよなよ”していておかしかったみたい)

 話題性も多く、美術監督にサルバドール・ダリを起用したり、ラストシーンにヒッチコックのちょっとした演出(私が初めて映画館で観たものにはこの演出はされていなかったわ。後にDVDで確認。)があったりと見所も満載!

何故「白」に恐怖を抱くのかは物語をじっくり観て下さいね!
出演者のコメントが書き切れそうもないので、これについては次回に語ります。

ちなみに原題は「SPELLBOUND」
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by suama | 2004-05-18 01:28 | クラシックムービー

またまた怖い 「白い家の少女」

a0002405_23340.jpg 前回に続いて邦題に「白い」がつくシリーズ第2回目。

 まだ映画を今ほど観ていなかった高校生の頃、「白い家の少女」(1976カナダ・仏・米)をTVで初めて観たときの衝撃は今でも忘れられません。

 物語の舞台であるニューイングランドの小さな村に、13歳の少女リン(ジョディー・フォスター)が暮らしていました。

 リンの住む家には何人もの来客がある。フランク・ハレット役にマーティン・シーン、その母にアレクシス・スミス、彼女を気遣う警官にモルト・シューマン、足の悪い少年にスコット・ジャコピー。
この来客たちが皆彼女といっしょに暮らしているという父親に会いたいと訪ねてくる。でもリンはいつも「父は書斎で仕事中」などと言い訳をするので、皆何度もリンの家にやって来る。
実は彼女の父親は亡くなってしまって、いないのだけれど、その事実を隠す彼女の本当の理由がこの来客の人々をも巻き込んでものすごい展開になっていくの。

 ラストのショパン「ピアノコンチェルトNO.1」が流れる彼女の顔のラストシーンはジョディーが天才子役と言われたのがよくわかるほど、無表情の中に隠されたリンの気持ちが表れていると思うわ。
そしてこの村のどんよりとした静けさが、リンの心の中も表現しているかの様!

 これだけの説明だけでは物語はさっぱり!?かもしれないわね。でもひっそり暮らしていたい彼女の気持ちと裏腹に物語は展開していくのでこの後は映画で楽しんで下さいね!

 マーティン・シーンって息子さん二人よりずっとステキ!どんなに悪役を演じようとも実生活ではとても良い人と聞くのでそんなところが彼の魅力かしら?
ジョディーは15年程前にサンタモニカの海岸で見かけたけれど、子供連れの女性と一緒だったの。今思うと彼女の彼女!?だったのかしら・・・。

 ちなみに原題は「The little girl who lives down the lane」
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by suama | 2004-05-15 02:34 | '70s ムービー

怖い怖い 「白い肌の異常な夜」

a0002405_1356.jpg 私がクリント・イーストウッドが大好きになった頃、「白い肌の異常な夜」(1971米)を初めて観ました。

 物語は南北戦争末期。北軍の若い兵士ジョン・マクバーニー伍長は重症をおい、林の中にひっそりと建つ女子学園にかくまわれて看護をうけることになるのですが…。

 彼の頼りがいのある強い男性像に惹かれていた高校生の私には、「ガントレット」で好きになったイメージとは全く違う役どころにかなりショックを覚えてしまった・・・というのがこの映画を強く印象付けたのだと思うの。当時私は女子校に通っていたので、女ばかりの園に弱った男性が迷い込んできたこのシチュエーションに実はちょっと抵抗があったわ。

 結末を書くのは控えますが、この邦題は女性の肌の白さもそうですが、彼の最後の姿にもあてはまるのかしら(その姿を観たらその日はちょっと眠れないかも?)。女性ばかりの中で、ただひとりの男性がちやほやとされるお話の流れになるのは当然予想できても、この後の女性の逆襲はちょっと度が過ぎる程”こわ~い”です!この後私はきのこを食べるのがちょっと怖かった・・・。

 この学園長役にジェラルディン・ペイジ。彼女はまさに適役でした!彼と恋に落ちる純情な女性にエリザベス・ハートマン。一番のちびさんの女の子の名前は忘れてしまったけれど、この少女の演技にも注目!

 何ともへんてこな邦題だな~という印象があったのだけれど、怖いもの観たさで時々観たくなる映画ですね(といって眠れなくなるといやなので観ないのだけれど)。
邦題に「白い」の付く私のお勧めの映画第1本目でした!

 ちなみに原題は「The Beguiled」、うん、納得。
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by suama | 2004-05-13 01:05 | '70s ムービー

古き良き仏映画のいい男たち

a0002405_12745.jpg 日曜日、BSで「映画ほど!ステキなものはない」という番組を初めて観ました。

 仏映画を代表する”男優の魅力と男の色気”についてあれやこれや探っていたの。
その仏映画を代表する男優として、アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、ジェラール・フィリップの三人を挙げていたわ。

 街頭での人気投票もあり、巣鴨のおばちゃま、おばあちゃまに人気だったのはやはり”ドロン”、続いてジェラール、ギャバンの順。そして、原宿のギャルの選んだいい男は、ジェラール、ドロン、ギャバンの順でした!

 ジェラールのまなざしや整った顔立ちがやはり人気が高かったようで、現代の若者をもひきつける彼の魅力はやはり永遠なのね~とちょっと”にやり”としてしまったわ。
また、ヴァンサン・ペレーズで「花咲ける騎士道」のリメイク版の上映も予定されているそうなので、今後もジェラールの人気は高まりそうな予感だわ!

 私がこの三人のいい男ランキングをするならば、やはり一番はジェラール・フィリップね、一番多く作品を観ているのも理由のひとつだけれど。
その次はジャン・ギャバン(口元が魅力的、歳を重ねるごとによりセクシーだわ)、そしてアラン・ドロン(二十代のころの彼は本当に美しい!)の順かしら。

 これから、もっと沢山の作品を観ていくうちにきっと印象も変わることでしょうね。
それにしても、若い頃のアラン・ドロンをみてこれまた若い頃の加藤茶さんに似ていると思ってしまったのは私だけでしょうか!?(やっぱり違うかな・・・)

☆今週はBSでアラン・ドロン特集をやっていますよ。
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by suama | 2004-05-12 01:28 | 映画俳優

私の父と映画のお話

a0002405_1453.jpg 先日我が家の食事会の席で、父から面白い話をいろいろ聞きました。

 父は1960年代初頭にオーストリア人のハープ奏者のヨセフ・モルナール氏(1929生)という方と知り会ったの。TV放送(NHK)での彼の演奏会ではよく楽譜めくりを学生服姿でやっていたらしいわ(父は一生懸命音符をよむ勉強をして)。
そうして二人は仲良くなり、ある日モルナール氏から日本で行われた映画祭(ヨーロッパの映画祭だと思うけれど記憶が定かではないらしい)のために来日した「会議は踊る」(1931独)の名プロデューサーのウォルフさんを紹介され、映画祭のために来日した当時の俳優さんたちなどのおもてなしなどを頼まれたらしいの。その中にはフランスの女優ミレーヌ・ドモンジョさんもいたらしいわ。ずいぶんウォルフさんには可愛がっていただいたとの事で父も懐かしそうに話していたな。

 そして、日本で暮らした映画人の話も出たの。
目黒に暮らしていた女優さんがシャーリー・マクレーン。これはかなり有名なお話ですよね。娘さんも”サチ”と日本に由来するお名前だともお聞きするし。

 もうひとりが、オードリー・ヘプバーンのお母様のエラさん。オードリーが大スターになってから横浜に住んでいたと父が話していたわ。当然あんなビッグな方に父が会う事が出来なかったのは言うまでもないけれど、オードリーもかなり御忍びで来日されていたそうよ。皆さんが知っているようで知らない話だと言っていたけれど、私がその頃に生まれていたらきっと感激していたと思うわ!!

 この日は、こんな身近な人の映画にまつわる話が聞けたとても楽しいひとときになったわ!
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by suama | 2004-05-06 01:46 | ノスタルジック