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「オードリー・ヘプバーン物語」 その2

a0002405_2238.jpg 「オードリー・ヘプバーン物語」3・4話を観終わりました。

 オードリーがいよいよスターへの階段を上り、結婚、出産をし「ティファニーで朝食を」の撮影がクランク・アップされるところで物語りは締めくくられました。

 3話では、「麗しのサブリナ」で共演したウィリアム・ホールデンとの恋を描いていましたが、やはり束の間ではあったけれど、二人は恋に落ちていたのですね。でも、その恋の終わりが彼の子供を作ることの出来ない体(パイプカット)が理由だというのが私はちょっぴりショックだったかな、ビルのイメージが少し変わってしまいそうで(ごめん、ビル)。

 オードリーは幼い頃に父親が家を出てしまって、母親と二人で生活をしてきたので、家族の愛や、子供を生みこの腕に抱くことを非常に強く願っていたのね。
グレゴリー・ペックさんが彼女に親友のメル・ファーラーを紹介し、結婚したのもうなずけるわ。でも人気者ゆえ、新作の目白押しの中なかなか妊娠することすら間々ならず、しかも撮影で流産までしてしまい、精神的に辛かっただろうと女性の目から見るとそう思うの。

 彼女は決して多くの作品を残してはいないけれど、どれも型にはまる事のない素晴らしい役柄ね。この「オードリー・ヘプバーン物語」を観れば、作品や役柄との出会い、また決意などが描かれているので、ひとつひとつの作品に一層深みが増すことでしょうね!

 名声に溺れることなく、戦時中に手を差し伸べてくれた人々への感謝をユニセフ親善大使として、今度は世界の子供たち(昔の自分の姿に重ね合わせ)に大きな愛として捧げた彼女の姿は、映画と共にいつまでもみなさんの心に刻み続けることでしょうね。
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by suama | 2004-04-30 02:24 | 映画俳優

「愛情物語」 the eddy duchin story

a0002405_2163.jpg 今日はBSで「愛情物語」(1956米)を観ました。

 この映画はいつ観ても物語のあちこちに心に”ぐっ”とくるものが私にはありますね。
1930-40年頃アメリカで活躍した名ピアニスト エディ・デューチン の伝記映画。貧しい家からピアニストを夢見てNYに出てきた青年エディが資産家の姪マージョリーと運命的な出会いをし、結婚、息子の誕生、彼女の死、彼の孤独の苦悩、息子への愛・・・と波乱に満ちた生涯を描いています。

 観た方はご存知の様に、全編に主人公エディを演じるタイロン・パワーの流れるような素晴らしい指さばきのピアノ演奏シーンが登場しますが、彼は随分練習を積み、演奏はピアニストのカーメン・キャバレロが担当しました。私は実際のエディ・デューチンの演奏は未だ聴いた事がないのですが、エディの演奏に似せて弾いているカーメン・キャバレロの音楽でエディの素晴らしさを垣間見ることが出来るかもしれませんね!

 「めまい」で有名なキム・ノヴァクはマージョリーの人生を、消え入りそうなくらい儚く演じていましたね。エディとの愛を語らうシーンをピアノの演奏のみをバックにやさしくやさしく映し出し、その音楽を聴くたび私の心にいつまでも美しいシーンを思い出させてくれます。
 そして第二次世界大戦末期の日本(それともフィリピンのミンダナオ?)で焼け野原に残ったピアノで少年と弾く”チョップスティック”のシーンも忘れ難いものですね。

 いつも幸せとあふれる愛情とそして人生の終わりが交差しているこの伝記映画、不治の病におかされ(白血病で余命一年)息子ピーターとの別れが近いことを知ってしまうシーンは一番辛かったかしら。
 長い間エディの中で愛妻マージョリーの死は息子ピーターの誕生のせいと自分を追い込み、息子と長年距離を置いていて、やっと二人はその大きな溝を埋めお互いの愛を知ったときに別れがくる。

 エンディングまで胸が詰まりましたね!きっとこれが物語ではなく実話であるから余計に込み上げて来るのかもしれないわ。(後にこの息子ピーターも父親と同じピアニストとして成功されたとのこと)

 また、カーメン・キャバレロのCDを聴きたくなってきたわ。機会があれば彼の演奏だけでも耳にして、この映画をイメージしてみるのも素敵かもしれませんね!

 「To love again」(ショパンのノクターンのアレンジ)はいい音楽!よくピアノで練習したわ!
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by suama | 2004-04-29 02:17 | クラシックムービー

「オードリー・ヘプバーン物語」 その1

a0002405_1438.jpg 今日は「オードリー・ヘプバーン物語」第2話を観ました。

 民放では随分前に放送されて、今ケーブルTVでは(全4話)時々放送しているようです。物語は、オードリーが「ティファニーで朝食を」の撮影中に自分の今迄の人生を回想していくお話です。

 彼女の人生の大まかなところは、ファンの方なら本などで読んで知っていると思うの。でも、彼女の送ってきた人生を映像として改めて観てみると、今の自分の当たり前の毎日に感謝することが多いことに気づかされたわ。

 彼女はよく、アンネ・フランクの様だった…と言われるけれど、戦争に巻き込まれたひとりの少女であり、そしてナチスの犠牲者であったこともよく分かったわ(少女期を演じた子役の女の子が素晴らしかったわ)。その頃の描写を観ると、彼女には計り知れないほどの心の傷になっていたと思うの。

 戦後バレリーナを夢見ていたけれど、図らずも挫折し、少しずつショービジネスへと足を踏み入れていくときに、下積み生活を共にしたのが女優のケイ・ケンドール(1927-59)だったのね。この頃はオードリーと一緒にオーディションを受けたり、泣いたり笑ったり励ましあって夢を見ていた様ね。ケイはオードリーより2歳上で、英国生まれ、ハリウッドに招かれてから1957年オードリーと「マイ・フェア・レディ」で共演したレックス・ハリソンと結婚したけれど2年後に彼女は白血病に倒れ32歳で他界してしまったの。

 きっと、オードリーはヒギンズ教授役のレックス・ハリソンに若かった頃のケイとの青春の懐かしき日々を聞かせてあげたのかしら…と思うと、これもまた私の中で”オードリー・ヘプバーン物語”ができそうだわ。
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by suama | 2004-04-28 01:44 | 映画俳優

わかったのよ声の主 マーニー・ニクソン

a0002405_1530.jpg 先月、「マイ・フェア・レディ」でのオードリーのうたの声が吹きかえられているお話をしましたね。(オードリーのうた声の吹替えの主は・・・)あの時は吹替えの主の名前を思い出せなかったけれどやっとわかったの。

 「マイ・フェア・レディ」のDVDの中の特典映像に当時の撮影秘話などがあって、声の主の”マーニー・ニクソン”さんも登場していたわ。「王様と私」のデボラ・カーも吹替えしていたわね。

 当時はやはり、吹替えの主の名前はクレジットには出さなかったようだけど、うわさになってしまって結局オードリーやマーニー達も傷ついたりいろいろあったみたいですね。オードリーの吹替え前のうた声もTVで観た以外にも収録された曲があったけれど、なかなか良かったものもあったのに、日の目を見ずにホント残念だわ。

 でも、ようやく名前がわかり何年かのもやもやがちょっとすっきりした気分!!
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by suama | 2004-04-27 01:54 | クラシックムービー

俺の名前が付いたのか!? いい男編

a0002405_11744.jpg前回に引き続き、今回は”もの”の名前になった男性俳優さんを紹介します。

 ”ガルボ・ハット”が女優さんの名前なら、ツイードの帽子に名前の付いた男優さんは、「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授役、レックス・ハリソン(1908-1990)。オードリー演ずるイライザをアスコット競馬場に連れて行ったときにかぶっていた帽子が”レックス・ハリソン・ハット”と呼ばれるようになりましたね。

 サイレント時代の喜劇王といえば、ハロルド・ロイド(1893-1971)。彼のトレードマークはストロー・ハットと”めがね”。私は彼の顔の挿絵のついた辞書で、この”ロイドめがね”を知ったの。

 もうひとり、サイレント映画時代からの、日本が誇る世界の大スター、早川雪洲(1889千葉県生-1973)。173センチの低い身長が、大きな大きな米の女優さんとのラブシーンでは支障があったのかしら。踏み台を使い身長を合わせたり、また地面に穴を掘って、身長の高い人を低くも見せたの。そう、どちらもご存知の”セッシュウ”ね。私は身長が低いので、結婚式の親族写真の時などは、この”セシュウ”(私はこう発音するの)を使うことが多かったわ、父がこのセシュウを教えてれたの。それにしても、173センチの身長で低いなんて、可哀相な気もしますね。

 最近では、花の名前や記念日に名前を付けて貰っている芸能人の方もいるみたいですが、やっぱり世界には通用しないかな?もし、自分の名前を付けて貰えるなら、私は…靴とか指輪とか?(うーん、むずかしい…)皆さんなら何がご希望かしら?
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by suama | 2004-04-23 01:18 | クラシックムービー

私の名前が付いちゃったの!? 美女編

a0002405_12418.jpg 前に、外国の俳優さんの名前をもらった役者さんのお話をしたので、今回は名前をもらった数々の”もの”についてお話ししますね。

 まず、前回の「麗しのサブリナ」より。オードリーのファッションで、丈の短いパンツにペッタンコなサンダル、”サブリナパンツ・サブリナシューズ”という名前で今も世界中で人気なのは皆様もご存知ですよね!

 ケリーやバーキンといえば”エルメス”のバッグ、ケリーは発売当初”サック・ア・クロア”という名前だったそうですね。
 元女優でモナコ王妃だったグレース・ケリー(1929-1982)が妊娠中にカメラをむけられお腹をこのバッグで隠したその写真が雑誌「LIFE」に掲載されたのがきっかけ(1956年)で”ケリーバッグ”と呼ばれるようになったのは有名なお話だけれど、バッグに名前を付ける際にはちゃんとモナコ王室に申し入れたそうですね。
 そして、バーキンは仏の女優で歌手のジェーン・バーキン(1946-)のために出来たバッグ。偶然彼女と飛行機で隣り合わせたエルメスの社長が、彼女の持っていたバックのごちゃつきを見てたまらなく?なったのかしら、社長自らが提案して作らせたものなのね。でも、このバッグは物を入れると重いのが…。

 さらにサイレントからの伝説の女優、グレタ・ガルボ(1905-1990)、現在でも女性に人気の”ガルボ・ハット”は、彼女の愛用したカプリーヌ型の幅の広い波打つようなブリムが特徴の帽子。彼女はその帽子を顔に陰影をつけるように斜めにかぶっていましたね、とっても個性的に!母が昔同じ型の帽子をかぶっていて、江ノ電(私の故郷湘南を走る電車)のトンネルで帽子を窓から飛ばされていたのを思い出したわ!「母さんあの帽子どこにいったんでしょうね?」

次回は”男性俳優”の名前のついた”もの”の数々を書きたいと思います!
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by suama | 2004-04-22 01:25 | クラシックムービー

スフレー!「麗しのサブリナ」

a0002405_03953.jpg このモノクロ作品(1954米)のオードリーのエレガントなファッションをずっとカラーで見てみたかったの。その願いは5年前のイタリア旅行の際、当時の衣装の一部を目にすることができ、本当に夢のようだったわ!(衣装はイーディス・ヘッドとユーベルト・ジバンシーが手掛ける)
 
 物語は、ララビー家の仕事一筋で堅物の長男ライナス(ハンフリー・ボガート)、結婚歴多数のプレイボーイの次男デイヴィッド(ウイリアム・ホールデン)、その一家のお抱え運転手のひとり娘サブリナ(オードリー・ヘプバーン)を中心に描かれたビリー・ワイルダー監督の傑作中のラヴ・コメディ。

 長男のライナスには当初ケイリー・グラントが出演予定だったそう、もし彼のライナスなら黒ぶちの眼鏡でもかけてひょうひょうと演じていたのかしら!?でもボギーの”タフガイ”という彼の十八番をひっくり返すようなライナス役のほうがずっと意外性があって良かったわね! 

 ビル・ホールデンは何と金髪!! 彼のオスカー受賞の同監督作品「第十七捕虜収容所」(1952)のセフトン軍曹役のクールさとはかけ離れたデヴィッド役のコミカルな演技に、思わず笑いが止まらなかったの。(失礼、シャンペングラスのシーンなどは皆同感かと!)

 サブリナの父トマス・フェアチャイルドにジョン・ウィリアムス(ヒッチコック作品「ダイヤルMを廻せ!」や「泥棒成金」などで好演)。 娘を想う気持ちが表情にとても良く現れていて、抑えた演技ながら彼らしい役どころだったわ。

 その他脇を固める役者陣もスクリーンではよくお目にかかる個性派ぞろい。それに、役者やスタッフにオスカー受賞組が多いこともこの作品の魅力のひとつね。

 オードリーの恋の相手が父親ほど離れていてもあまり気にならないのも、ビリー・ワイルダーの脚色の実力かしら。でも、肖像画の前に立つ父親とライナスは、ちょっと歳が近く見えすぎるかな。(ちなみにボギーの少年期の肖像画は、彼の実の母親が肖像画家でその絵を基に描かれたもの)
 ライナスとサブリナがいつの間にか恋に落ちていく…堅物のライナスのデートのお膳立ては愉快で楽しかったわ(ヨットでの”バナナのうた”ちょっとお気に入り)。ちゃっかり「七年目の浮気」のチケットを頼んでいたし!
 ラストのデヴィッドが潔く兄にサブリナを譲る姿もビルだからさわやかに映ったのね!(彼は本当に笑顔が似合う人)誰もがおじ様ライナス…とのシンデレラストーリーのラストシーンに拍手を送ったことでしょう。

 当時(18年程前)まだ”スフレ”というものを知らなかった私は、映画を観終わって、とてもとても「食べてみたい!」衝動に駆られたのを思い出したわ!
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by suama | 2004-04-21 00:40 | クラシックムービー

「ニューシネマパラダイス完全版」

a0002405_15557.jpg 「ニューシネマパラダイス」を好きな方は、少年トトとアルフレードとの思い出が印象深い人が多いかしら…。

 昨日朝、偶然にも「ロシュフォールの恋人たち」の回にも少し書いた「ニューシネマパラダイス」を久しぶりにTVで観たの、しかも、「完全版」という形で。 

 トト(ジャック・ペラン)が30年ぶりに故郷に帰ってくる。村の様子も変わり、子供の頃いつも側にいた人々が皆、年老いている。自分の目で見ることのなかった30年間皆この故郷にいて・・・

 私は、公開当時、この故郷に帰ってきてからの物語を特に感慨深く観ていたの。故郷からローマに戻ったトトが、アルフレードの形見の品のフィルムを観た時、たまらなく泣けてきたわ。子供の頃の彼との思い出や、家族のこと、そして自分に残してくれた彼のあたたかいやさしさの形に。(昨日も大泣き)
それに、そのフィルムに映し出された、スクリーンに咲いて今は亡くなっていった多くの俳優たちにもまた私はそれぞれの思い入れがあり、彼らの人生にもこみ上げてくるものがあったわ。

 今回観た「完全版」は公開時より、中年になったトトのシーンが多く描かれていたの。初めて観た時の感動はいつまでも変わらなかったけれど、もし、15年前の私がこの「完全版」を観ていたらきっとこの映画の印象は全く違ったものとして心に残ったと思うの。公開時になかったジャック・ペランとブリジット・フォセーの大人同士の現実的なお話が付け加えられていて、2人の好演は素晴らしかったけれど、トトの少女エレナへの想いは、あのまま心の中だけに生き続けていてほしかったかな…。きっと映画を観る年齢や人生経験によっても感じ方が違うのね、人それぞれ…。

 いずれにしても、クラッシック映画の好きな私にとっては、アルフレードのトトを愛した気持ちとともに、いつまでも心に残る作品であり、スクリーンで輝いたスターたちにも賛辞を贈り続けていたいですね。
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by suama | 2004-04-20 01:57 | ノスタルジック

また踊りだす私 「ロシュフォールの恋人たち」

a0002405_14547.jpg 10年程前だったかしら、銀座和光の裏にある今はなき思い出の映画館「銀座文化」で初めて観た仏映画のミュージカル「ロシュフォールの恋人たち」(1965)。

 仏の海辺の街ロシュフォールは年に一度の海の祭りをひかえ沸き立っています。デルフィヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)とソランジュ(フランソワズ・ドロレアック)は素晴らしい恋人に出逢える日を夢にみる双子の姉妹。その母イボンヌ(ダニエル・ダリュー)は広場にあるカフェの主人です。彼女は一人の男性シモン(ミシェル・ピコリ)に想いを寄せていました。やがて姉妹にも恋の予感が・・・すてきな男性があらわれるのでした。

 カトリーヌと実の姉フランソワズは本当に美しくキュート。
カトリーヌは同監督ジャック・ドミーの「シェルブールの雨傘」にも出演。
 フランソワズはこの映画が遺作となってしまい(交通事故で他界)そう思って観ると余計にあのはつらつとした姿が残念でならないわ。
 その彼女の恋の相手にジーン・ケリー。仏映画でお目にかかれるとは。仏語(確か話していたわよね?)には違和感を覚えてしまったけれど、優雅な踊りはよかったわ。
 ”理想の恋人”を描き、その恋人がデルフィヌと瓜ふたつで・・・という水兵マクサンス役にジャック・ペラン。「ニューシネマパラダイス」の主人公トトの成長した姿(ラストのキスシーンを集めたフィルムを観ている彼の表情は本当に素晴らしい)で、彼を知ったので、マクサンスの彼は可愛くて、可愛くて…。
 そして、エチエンヌ役に「ウエストサイド物語」のジョージ・チャキリス。豪華さ満点でしょ?

 この映画を観終わって、翌日渋谷にサントラCDを買いに行ったの、もうすっかり頭の中はミュージカルナンバーでいっぱい!!ヤクザ映画を観終わった人が肩で風をきって歩いてしまう気持ちに似ているのかしら?、私も踊り出しそうな気分だったわ。(「皇帝円舞曲」のときも踊っていた私…)うたはシャンソン歌手をしていたダニエル・ダリュー以外はすべて吹替えですが、出来上がりは大満足。どこにでもある恋のストーリーだけれど、陽気にうたって踊って恋するよろこび、生きることの楽しさを一緒に感じていただけたらそれだけで最高だわ。
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by suama | 2004-04-19 01:46 | クラシックムービー

「素晴らしき日々」のあった頃

a0002405_12742.jpg 今回は比較的新しいTVドラマですが、60年代の古き良きアメリカが舞台ということでご紹介。

 私の大好きだった「素晴らしき日々」、本国アメリカでは1987~、日本では1992~NHK教育で放送が始まった青春ファミリードラマ。物語の始まりは1968年、主人公の少年が中学生から高校生になるまでを、20年後青年となった主人公が少年期を回想するナレーションを通して物語りはすすみます。

 平凡などこにでもある家庭で少年ケヴィン・アーノルドは育ちます、一家の大黒柱の父ジャック、良き母ノーマ、姉のカレンに兄のウェイン、そして大親友のポールに、幼なじみのウィニーとともに。当時のヒット曲をBGMに古き良きアメリカの変わりゆく姿を背景にして、少年の青春をあたたかく、そしてちょっぴり切なく描いています。(オープニングテーマはジョー・コッカーの ”With a little help from my friends” )

 主人公ケヴィンに名子役のフレッド・サベージ(最近、実の弟ベンの主演ドラマにゲスト出演していましたがすっかり青年になっていたわ)、父ジャックにダン・ラウリア、母ノーマにアーレイ・ミルズ、姉カレンにマリアム・ダボ(後に彼女と結婚するマイケル役に「フレンズ」のデヴィッド・シュワイマーが登場)、兄ウェインにジェイソン・ハーベイ(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でデビークロケットハットをかぶっていましたね)、そして大親友ポールにジョシュ・サビアノ、ウィニーにダニア・マッケラー。

 毎週(ほぼ一話完結)何かを心に残してくれるエピソードばかり。誰にでも自分の中に甘く切なく、大人になりゆく自分を見つめた日々があると思うの。そんな日々と、ケヴィンの家族や友人との思春期の出来事がオーバーラップしてしまうのかしら。
 家族といつも食卓を囲み、会話を交わしたそんな日常、今は貴重なのかもしれないわ。誰もが知っているドラマではないけれど、誰もがきっと共感できる、そんな物語だと思っているの。

 再放送はずいぶん前に一度だけ(?)。DVD発売を熱望するファンの方も多いとか。またいつの日か、平凡だけれど過ぎ去ったあの素晴らしい日々にひたれる日を待ち続けたいわ。
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by suama | 2004-04-16 01:28 | アメリカンTV