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青春しちゃってました 「St. Elmo's Fire」

a0002405_2141989.jpg 誰にでも自分と共感しながら観ていた青春TVや映画があると思うの。私の好きな映画は古すぎてタイムリーな作品とは呼べないし、TVドラマは「金八先生」を少し観ていたくらいでこれといって当てはまりそうなものはないの・・・。でも自分より少し年上の登場人物が出ていたけれど「セント・エルモス・ファイアー」(1985)は私にとって今でも懐かしい思い出の作品、これが私の青春・ストーリーになるかもしれないわ。

 ワシントンのジョージタウン大卒後の7人の男女が社会に飛び出し、苦悩と挫折、そして変わらない友情を誓い合い成長してゆく姿を描いた青春映画。弁護士の卵カービーにエミリオ・エステベス(1962)、ミュージシャンの卵ビリーにロブ・ロウ(1964)、ジャーナリストの卵ケヴィンにアンドリュー・マッカーシー(1962)、政治家を志す優等生アレックにジャド・ネルソン(1959)。女性陣は大手銀行のOLジュールスにデミー・ムーア(1962)、アレックと同棲中のレズリーにアリー・シーディ(1962)、福祉活動に忙しい金持ちのお嬢様ウェンディにメア・ウィニンガム(1959)とよくこんなに同世代の個性的な役者さんを集められたなぁと今見ると思いますね。そしてカービーが思いを寄せる大学の先輩女医デイルにアンディ・マクダウェル(1958)も登場します。(その他ウェンディの父親役にマーティン・バルサム(1919~96)、ジュールスのお隣さんのオカマちゃんに「ビバヒル」のデヴィッドのお父さん役の俳優さんも登場しています。)

 7人の悩み多き姿が私のこれからの未知の社会に希望と不安を残しつつ・・・でも沢山のことにぶつかることの素晴らしさを教えてくれた、それが作品に惹かれたひとつかもしれないわ。この7人の個性は様々(はちゃめちゃでもあるけれど!)で、社会に出て友情が壊れそうになるけれど、皆ぶち当たる壁は違っても不安な気持ちは同じ、固く結ばれたそんな姿がとても羨ましく思えましたね。(確かこの作品公開後何年かして日本でも似たようなTVドラマが作られましたよね。渋谷駅に貼ってあったポスターを見てちょっと幻滅した記憶があるのですが・・・)この7人では、ビリーとウェンディの淡い恋が良かったな。ビリーとジュールスも良かったし、でも大半はケヴィンの一途な恋に女性のハートは集まったみたいだけれど・・・!

a0002405_21413253.jpg そしてもうひとつ魅力は当時”記憶喪失の歌手”などと言われていた!? John Parr 歌うテーマ曲「Man In Motion」。このVIDEOクリップには7人も彼と一緒に登場していて、当時このVIDEOクリップで映画をすごく観たくなってしまったの。今でもCDでイントロ♪を聴くと鳥肌が立つほど懐かしさがこみ上げて来てしまうわ。そしてDevid Foster(当時彼の音楽は大人気で「摩天楼はバラ色に」(1986)も大好き)の音楽に彩られ、移り変わる街並みと共に彼らの青春もとてもよく描かれていましたね。
 
 St. Elmo's Fire・・・「白鯨」(1956)の中にこの発光現象が描かれています。彼らもこの灯をいつも探しながら大きく成長していくのでしょうね。私もすっかり成長してしまいましたが、今またこの作品を観たら、心に何が残るのかしら・・・。

 皆さんにも青春映画はありますか?
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by suama | 2005-04-23 22:02 | '80s ムービー

「Back To The Future」を覗いてみて

a0002405_0164352.jpg 先日BSで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ3作を久々に観て、初めて観た頃のワクワクした気持ちがよみがえってきました! 

 3作で一番私好みなのはやはりPart.1(1985米)かな、”古き良き”時代好きの私にはたまらなくなる時代背景だったもの!キュートで、身のこなしの軽いマイケル・Jを初めて観た時の感激は今でも忘れられないわ。

 そして、久々に観て再確認した面白い登場人物・・・というより脇役を。
トーマス・F・ウィルソン演じるビフの取り巻きに「タイタニック」(1997米)でケイト・ウィンスレット演じるローズの婚約者キャル(でしたっけ?)を演じたビリー・ゼインがひとつも台詞なく登場していましたね。
後半、パーティに行く前に車の前でロレインを助け出そうとビフを殴ったジョージを見てひとこと言うカップルの女性は、「アパートの鍵貸します」(1960米)などで有名なシャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカーさんでしたね。皆とても若々しくて観ていて楽しかったわ。
 
a0002405_0161034.jpg 物語のメインとなる”クロックタワー”。ハリウッドのユニバーサル・スタジオを訪れたとき、Part.2のセットをトラムに乗って見たのだけれど、そのときは確認する事ができなかったことがあるの。あの、”クロックタワー”は私の大好きなGregory Peckさんがアカデミー主演男優賞に輝いた作品、「アラバマ物語」(1962米)の中に登場する裁判所と同じ建物のような気がして・・・。同じユニバーサルの作品だし、23年経っていて部分的に手を加えているところがあっても、外観はそんなに変わっていないと思うし。あくまでも私が思っていることなので、もしどなたか知っている方がいたら是非教えてほしいわ!!”クロックタワー”も今は火事で消失して新たに建てられているとか。じっくり映画を見比べてみようかしら。

 ちょっと物語から横道に反れたので、またじっくり「バック・トゥ」シリーズの感想でも書こうかしら・・・。マイケル・Jも大好きですもの!
 
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by suama | 2004-08-28 00:17 | '80s ムービー

「デッド・ゾーン」空白の5年間

a0002405_14451.jpg 初めて「デッド・ゾーン」(1983カナダ)を観たのは17~8年前、何気なく観たTV放送だったと思うの。

 主人公の高校教師のジョニー(クリストファー・ウォーケン)は交通事故で昏睡状態にあった。、奇跡的に空白の5年の眠りから覚めたときには、彼の全ては変わっていた。恋人はジョニーと別の男性と結婚し、そして彼自身に不思議な能力が宿っていたのであった。

 冬のカナダを舞台に 「白い家の少女」のように寒々とした映像が印象の作品。ジョニーは、手を握っただけでその相手の未来を予知してしまうという能力で、見えるものはすべて相手の不幸や本人に伝えられないものばかり。自分にしか見えないその世界に悲しみと苦悩を抱いて生きているの。透視や霊視など特殊能力のある人をもてはやしたりしている番組があるけれど、その世界を見てしまった人の気持ちはきっと複雑だったのかなと考えるようになったわ。この作品で描かれるジョニーの未来の透視シーンは観ていて悲しくなるほど辛いものが私にはあったからそう思うようになったのね。

 主人公ジョニーの頬の冷たさが伝わってくるような…そんな彼を演じたクリストファー・ウォーケンに一目で魅了されてしまったの。彼は独特の顔つきからどちらかというと悪役を演ずる方が合っているようにも思えるけれど、影のある苦悩する繊細な彼も抱きしめて守ってあげたくなるほど素敵だわ。(でもTVシリーズ「潮風のサラ」の農夫役が一番好きかもしれないわ!)

 その他の出演は、上院議員にマーティン・シーン、警察官にトム・スケリット、ジョニーの恋人にブルック・アダムス(俳優トニー・シャルーブ夫人)。あと、トム・スケリットの同僚警察官の母親役(ちょっとだけ出演)にコリーン・デューハースト。彼女はあのジョージ・C・スコットの奥さんだった人。私の印象は「赤毛のアン」のマリラ役だったのであまりにも違う役どころに衝撃を覚えたわ。
スティーブン・キングの同名原作で、監督はデヴィッド・クローネンバーグ。

 サイキック・サスペンスの作品だけれど、きっと心をうたれる作品になると思うの。この出演者にこのストーリー、ジョニーの切ない瞳と彼の秘められたパワーの結末をどうぞ堪能して下さいね!

 もしあの時事故にあわなければ・・・
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by suama | 2004-05-26 01:46 | '80s ムービー