フレディとニジンスキーの映像美の饗宴

a0002405_1213044.jpg  淀川長治さんは生前、こう言っていました。「美しいもの、綺麗なものを沢山見てください」と。そんな淀川さんの言葉の様に美しい人、それはフレディ・マーキュリー(1946.9.5~1991.11.24)なのではないかと思っています。

 QUEENのファンになった中学生の頃、フレディよりもブライアン・メイに夢中だったの。でもその後だんだんとフレディの世界へと引き込まれてしまって…。小さい頃から、バレエの様に躍動する肉体の美しさにすごく興味を持ち、人物画を描く事が私は何よりも好きになったの。だから、パブロバ・バレエ・スクールに通った小学生の頃、人間の体のしなやかさをまじかで見たときには本当にため息が出たわ。

 社会人となった頃、映画友になったI先輩からいつも、「フレディはまるでニジンスキーの様ね」と言われ、最初は何の事だかわからなくて…。それがあの有名なバレエダンサーのワスラフ・ニジンスキー(1890~1950)だとわかった時、フレディの美への追求が少しづつ見え始めてきたの。

 QUEENと出会った頃から、肌の露出度の多いフレディとロジャー、ブライアン、ジョンの3人のファッションスタイルのバランスがある意味独特で、カッコよくもあり、結構私は気に入っていたの。だから、そんなスタイルを見慣れていたので、何故フレディが”モーモータイツ”スタイル(初期の頃かしら、その後は上半身裸になって!)を好んでいたのかなんて考えた事もなかったわ。でも、この”モーモー”スタイルからニジンスキーに繋がるなんて…。

a0002405_1222385.jpg QUEENの「I Want To Break Free」のプロモーションVIDEO には、女装したメンバーと、”モーモー”フレディが登場しますね。フレディは女装の時にはそのままのおヒゲスタイルで登場するのに、ニジンスキーのバレエ「牧神の午後」を彷彿させるシーンでは、さっぱりとおヒゲを剃って気合がこもって!?いました。彼らの音楽は、ロック、クラッシック、ジャズ、オペラ…様々な要素があり、これはフレディの美学にも繋がるような気がします。そして、何よりもバレエ、そしてニジンスキーを愛していたのではなかったのかなと感じましたね。(ニジンスキーもゲイだったと聞いています。何か共感するものが多かったのでは…官能的なフレディがとても素晴らしかったので)
 
 昨日が彼の58歳の誕生日だったと思うと、もっとあの歌声を聴いていたかったと淋しさを感じます。でも、私の中ではいつまでも、やんちゃ坊主な、美しい彼の姿は永遠です。いつまでも美しい彼とともにQUEENを生涯愛し、そして私も沢山美しいものを見ることの出来る心を育てて行きたいですね。

VITAMIN BOX  、nice box Ⅱ 感動しました!
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by suama | 2004-09-06 01:24 | ノスタルジック