蘇った伝説の男 「ビヨンドtheシー」その2

a0002405_1195325.jpg ケヴィン・スペイシーが「映画を観た観客が”インターネットでボビーのアルバムを買ってみようかなぁ”って思ってくれれば僕は嬉しいよ」とこの作品への思いを語っていますが、ケヴィンの歌うこの作品のサントラは勿論のこと、我が家ではボビーのCDやDVDを毎日堪能しているのですよ!!おかげ様で3歳の娘はボビーのお馴染みの曲が出来たようです!
 
 ボビー・ダーリン、本名ウォルデン・ロバート・カソット、1936年5月14日生まれ。幼い頃重いリウマチ熱で心臓を痛め、生涯に渡り悩まされる。その身体から家にこもりがちになるも母親の音楽への導きをきっかけに、その後彼は沢山の楽器との出会いがあります。私はギターとドラムを演奏する彼の映像を観ましたが、これがなんと素晴らしいこと!演奏もさることながら曲作りからTV番組ホストまでこなす多彩な才能の持ち主であったそうですね。
 
 彼の4枚組のCDセットでは、”ロックンロール~ポップス~フォーク~カントリー”へと音楽のジャンルが変遷してゆく様を聴くことが出来ます。わずか15年の活動期間の中でこれだけ様々な個性を発揮し、ものに出来るアーティストはなかなかいないのでは・・・と改めて直感的に感じた彼の魅力に驚くばかりでしたね!そして、ボビーはユーモアもあり(彼の顔を見ればわかるかな!)有名人の物まねは天下一品!で人を笑わせる才能にも長けていたのだと嬉しくなりましたね。(ケヴィン・スペイシーの得意な物まねとどちらが似ているかしら?)
 
a0002405_12217100.jpg QUEENのフレディ・マーキュリービング・クロスビーダニー・ケイは私にとって特別な思い入れのあるアーティスト。そして彼らとの出会い以来約15年ぶりの衝撃と感動!”息を吹き返した伝説の男ボビー”との出会いで、今また私の中で新しい音楽の世界が広がり始めているのです。彼の魅力は歌だけに留まらず、類まれなパフォーマンスの素晴らしさにも独特の世界があり、60年からは映画界へもその才能を開花させ、「ニューマンという男」(1963)ではアカデミー助演男優賞候補にも選ばれましたね。
 
 いつも死と隣り合わせであっただろうボビーの人生、見た目は”とっつぁん坊や”でも彼は37年間という短かすぎる一生でありました。映画の中では衝撃的な事実を知ってしまい苦悩する場面も描かれていますが、死をまっすぐ受け止めていた様に、ボビーはいつも男らしく一人で戦っていたのかな・・・と思うと切なくてなりませんね。でも人から見れば短命に思えても、彼の残した作品は今また蘇りつつあるのですね!そんなきっかけを作ってくれたケヴィン・スペイシーに感謝したい気持ちでいっぱいです。
 
 30数年前人生を駆け抜けていったお茶目なボビー。これから彼の出演した映画作品に出会える日を待ち焦がれてしまう毎日になりそうです。
 ♪THE CURTAIN FALLS♪にのせて・・・おしまい。 
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by suama | 2005-04-04 01:27 | 最新映画