「ほっ」と。キャンペーン

シャワーが怖かった... ジャネット・リー

a0002405_1164049.jpg 彼女の名前を聞くと、悲痛な叫びと共に無残にもナイフでメッタ刺しされる「サイコ」(1960米)のシャワーシーンを思い出す方が多い事でしょう。(書いているだけでも恐ろしい!) 先日10月3日病のため自宅で娘さんに見守られながら77歳で旅立ったニュースを聞いて、まだお若かったのに・・・とショックでした。
 
 ジャネット・リー1927年生まれ。1947年映画デビュー、「若草物語」(1949米)のメグ役が有名ですが、何故か私は第32話「刑事コロンボ・忘れられたスター」(1975)の彼女が忘れられませんね。
 彼女演じるグレースとネッド(ジョン・ペイン)は大年のミュージカルの大スター。これがアステア&ロジャースを彷彿させるストーリーになっていて何とも悲しくもあり、切ないラストシーンが印象的でしたね!コロンボといえば殺人事件、グレースは毎晩自宅の映写室で過去の主演作品を観るのが日課で、殺しの夜も「Walking My Baby Back Home」(日本未公開)という作品を観ていたのですからファンにとっては嬉しい限りだったのでは(この作品がアリバイとして使われていましたが・・・)。
 
a0002405_11715.jpg 1951年には俳優トニー・カーティス(1925~)と3度目の結婚をし(過去15歳と18歳の時に結婚・離婚を経験!!)、次女にはジェイミー・リー・カーティス(1958~)がいますね。稀代の魔術王として有名なフーディーニの生涯を描いた「魔術の恋」(1953米)で初共演した頃は、二人の円満な夫婦仲は始終雑誌で取り上げられていたと当時のパンフに書いてありました。中でも”いつまでも小娘の感じを失わないところがジャネットの身上”という記述にはちょっと笑ってしまいましたね!本当に”美男美女”という言葉がそっくり当てはまるご夫婦だったのに・・・。淀川長治さんは、「ジャネットは娘ジェイミーの活躍を話しているとき、それは幸せそうでしたよ」と生前おっしゃっていましたが、トニーとジャネットには何よりの娘の活躍ぶりだったのではと思いますね。
  
 先日、「ラリー・キング・ショー」で”ヒッチコック作品を振り返る”番組(おそらく1~2年程前のもの)をジャネットを追悼する意味で放送していました。ヒッチの娘パトリシア、ジャネット、ティッピー・ヘドレン、エヴァ・マリー・セイントがゲストでしたが、もう既にジャネットが病に侵されているようなやつれた感じがとても辛かったです。グラマーでスタイル抜群、そしてはじける様に輝くばかりの彼女をいつまでも忘れないでいたいですね。そして”あの”シャワーシーンも・・・。
[PR]

by suama | 2004-10-14 01:18 | 映画俳優